山村留学で田舎暮らし

　田舎に来たのはいいが、仕事がなければ都会にまたもどるしか選択肢がない。そうならないためにも、少し仕事について私が感じたことを話してみよう。

・仕事と給料　私の収入履歴（アフィとかかけないものもある）
　砂金公園のインストラクター　　　　不定休　手取り２０万　ただし各種保険なし。実質の手取りは１６万程度。
　観光雑誌のライター　　　　　　　　不確実（笑）　１ページ１万５千円程度。
　福祉施設事務長　　　　　　　　　　手取り２１万程度

　最初に勤めた観光業は、町全体を把握できるよい機会であった。ただ、失業手当もつかず、実質の手取りは自慢できるほどのものではなかった。
　観光雑誌の仕事などは、これはもう運に頼るしかない。「やりたい！」だけでは願いは通じないだろう。私の場合はblogでつながったが、他の人は新聞の取材から機会を得るのが圧倒的に多かった。
　福祉施設の事務長といっても、おそらく日本一安い管理職給料と思われる。責任ばかり重大で、綱渡りの１年６ヶ月であった。大体において、他のベテラン介護さんの方が給料が良かったくらいだもの（＾＾；

　自分の能力の客観的な分析は十分出来ているつもりだ。それを踏まえて言わせてもらえば、田舎に来たら、収入は都会にいた頃の半分になる、と思っていれば良いだろう。

　
【web職安を覗いてみて】
　圧倒的に看護介護職の求人が多い。
　酪農家のヘルパーも募集はあるが、経験者でなければ雇ってくれない。じゃぁ、どこで経験したらよいかというと、そんな機会は皆無。無料奉仕で酪農家に押しかけて教えてもらうしかない。仮に雇ってくれたと仮定しても、手取り１４万～が相場だ。
　林業の求人もほとんどない。
　水産加工の求人は確かにあるが、大体は女工と思っていて間違いない。こちらも季節労働。失業がつくが、時代の流れは失業手当のカットに流れている。これからはちょっと当てに出来ない。
　当たり前だがweb関係やＤＴＰなんて仕事ももちろんない。
　サービス業の求人は確かにあるが、ほとんどが保険の営業。爺さん婆さんしかいないのに、どんな保険の営業をしろというのだろう。
　隣町には携帯の販売営業の求人があった。ただし、手取りは１５万程度。

※し尿処理（汲み取り）の仕事は大型免許がなく、私は駄目だった。犬猫駆除の仕事は、多分もう人が決まっていたのか、私は面接で落ちた。

　ともかく、家族を抱えていてら、手取り１５万ではどうやっても生活していけない。仮に数ヶ月は待つかもしれないけど、住民税の支払いや、家電などが壊れた場合の修理も不可能だろう。当たり前だが歯が痛くても歯医者にもいけない。
　我が家の場合、車のローンが月２万８千円あるから、こういったことも足かせになっていく。

　そこで問題となるのが生活費。これは次の記事で話そう。



　なんか、正月から話すような内容じゃないな（＾＾；

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