さぽろぐ

暮らし・住まい  |札幌市北区

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2005年05月12日

北へ

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日本は保守的民族なんだって。

 今日は浜辺まで散歩。狙いは「浜ぼうふ」という葉っぱ。どんな漢字なんだろう。連れてってくれた方に、「銀座の料亭じゃぁ、高級食材だよ」と言われた。当然今日はてんぷらだな(わくわく)。

・・・。

 ちょっと食い物から話題を離そう。食い物のページじゃないんだから。

 このページは「山村留学で田舎暮らし」という名が示すとおり、かなり冒険的なページだ。なんてったって人生賭けてるし。
 もともと、ノート感覚で始めたブログだけども、意外とこの冒険に興味を持っている人が多かったので、出来るだけこのバカな家族の記録を明るく書いていこうと思っている。改めてよろしくね。
 あと、今までは毎日暇だから更新も途絶えなかったけれど、自動車学校に通って仕事がもうそろそろ始まるので、それも出来なくなるかも知れない。その時はごめんなさい。

 山村留学。。
 当然だけど、先輩達が何組かいる。それぞれの家庭がどんな経緯でここまで来られたかはどうでもいい。大切なことは、まだ一組も挫折しないで移住に成功しているということだ。
 北海道を選ぶくらいだから、やはり目的のひとつに「大自然」があると思う。ならば沖縄や屋久島でもいいだろうと思うかもしれない。けれどもわれわれは北海道を選択した。何故だろう?
 ある心理学者がこう言っていた。

「心が傷ついて癒しを求める人は南へ向かう。開拓者精神にあふれている戦う人は北へ進路をとる」

 ふむ。
 メンバーを見ると確かにそうかもしれない。先輩であるPTAの会長一家のご主人はかなりごつい。奥さんはもっといかちい。パワフルであんまり家にいないし・・・。  この一家は、前職とはまったく違う職でがんばってるのも見逃せない。
 彼らを見ていると、縛られている我々がちょっと恥ずかしいと思うときがある。「何したって食っていける」ってことを、リアルタイムで証明してるからだ。この生き方は参考になる。

 日本のように、一生涯をひとつの仕事に決める民族は少ないらしい。北欧諸国なんかは夏の仕事と冬の仕事が違ったりするらしいし。「守り」の民族なんだろうな、日本って。

 北かぁ。
 もしも国境がなかったら、僕らはどこまでいくんだろう。

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Posted by t@sora at 21:55│Comments(4)
この記事へのコメント
待ってます。(北の旅烏)
Posted by 北の旅烏 at 2005年05月13日 04:58
日本人の住まう土地は、宇宙から見ると「島国」。ず〜と昔は「鎖国」なるものが、お上の方針でおつき合いを遮断してきました。諸外国と・・・。海という交通手段が限られた昔はそれでよかった。攻められもせず、攻めるのにも莫大な金銀が必要だった。(豊臣秀吉は天下統一が終わり、やる事が国内では無くなり出兵しましたが・・)←これ私の偏見かも(^^;)この攻めもせず、攻められもせずが今日の「日本のアイデンテティー」の基礎となったと考えてます。我々一人ひとりの体内にもこの「DNA」がしっかりと残っているのでは・・と。
でっ、結論は『農耕民族』。仲間意識の強固さ。グループの中に居ないと不安。つまり「村八分恐い、恐い」。「長い物に巻かれろ」、「お代官様、お願げえしますだ」的に自分の主張を伝える前に押し殺す、いいたい事を。これってサラリーマンの世界にピッタリあてはまります。学校もしかり・・・。私は、以前会社勤めをしてましたが、意見の言えない(かなり言っていました ^^;)空気が嫌で独立したのです。お金持ちにはならなかったけど、この環境が気に入っています。今でもクライアントを怒りつける事、数知れず・・・です。(ははは^^;)「良い悪い」「人としてのマナーの意味」「ルールは何のため?」を肩書きの有るかたには特に面と向かって言ってました。(今もです)勿論ぐぐっと押さえながら仕事をする事も多々ありますがね。早く請求書を送りたいだけの会社です、それは。仕事は「攻撃」の部類に入ると思います。何も喧嘩をするというのではなく。相手にプレゼンするとこから始まりますので、こちらの考え方をわかりやすく伝える方法をひねり出します。また、相手の意図する所を噛み砕いて形にします。ぼんやりとした輪郭を目に見える形にすることが我々のお仕事。そう思って今日に至っております。これをせず相手の言いなりでお仕事をいたしますと北海道弁で「わやっ」になってしまいます。守りに入ってしまと、得意先の便利屋さんです。「保守的民族」よりもっときつい言い方をしますと、『寡黙民族』。カヌーイストの野田ともすけさんの書かれている本には「イヌイット族の人々は、普段遠方よりの人間とのかかわりが少ないので、何を聞かれてもただニコニコ笑っているだけ。早く立ち去って欲しいと考えている。災わいを受けたく無いから・・」だそうです。なにやらあてはまらなくもない・・・気がしませんか?日本人も。とても辛らつすぎましたね。反省です。会った事もない方に。そしてこれを読むであろう知らないかた対して・・・。(__;)
どうしようか(送信)迷ってます・・・0:32pm
13th May ああっ、今日は13日の金曜日(ジェイソンの復活の日だった) 増々迷います。><; ええい!送ります。決心しました。(^^;)
Posted by 北の旅烏 at 2005年05月13日 12:54
時々思うんですけど、北海道がこんななのに、カナダやロシア、ましてはエスキモーの人たちは屈強ですよね。あんなに寒いのに・・・。
もしかしたら、慣らしていけば月でも住めるんじゃないでしょうか?人は。
・・・。
Posted by ayappi at 2005年05月13日 17:15
寒い土地に住んでいる人間の方が「知恵・工夫・努力・希望」を持ち合わせないと生きて行けません。
決して南の国を卑下している訳ではなくて・・・。
生きるために頭を使っている内に、道具をつくり出し、時間を有効活用出来たり、春夏秋冬のサイクルが、頭にインプットされたり・・・とまあ、日頃から創意工夫をせずにはやっていけないのでは、と。私は、その土地で生まれやがては土に帰っていくであろうお爺ちゃんやおばあちゃんの「お話」を聞くのが大好きです。ほんと、ためになる「嗚呼、なるほど・・へぇ〜っ」を多く持っていますもん。今のように豊満当たり前ではなかった「昔」の方が、心は豊かだったようなきがするんです。でもって、私は、事務所の中を使い勝手の良いように改造しています。来訪される方はその変わり様にサプライズいたします。(^^;)
Posted by 北の旅烏 at 2005年05月15日 01:53
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