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2005年05月13日

教習所

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教育の荒廃
例えば親の責任

 私の通っている教習所は、辺鄙な山奥にポツリとある。こんなにだだっ広い草原のど真ん中の教習所のくせに、やたら直線が短い。受付のお姉さんは、評判の美人さんで女子大生くらいに見えるのだが、高校生の子供がいるらしい。教官はみんな優しく、一昔前の怖いイメージはない。長老先生が、入れ歯でよく言葉が聞き取れない以外は、特に変わってる所もないし、困ったこともない。普通の教習所だ。ただし・・・。
 
 新入生は私ともう一人だけ。
 ところがこの相棒が実にグレートなのだ。

 まず、風貌は「千と千尋の神隠し」に出てくる神様に似ている。個人的には「ぬーべ」と呼んでいるのだが。
 そして彼は挨拶をしない。話しかけても無言だ。19歳で、農家の子。母親に連れられてきたところを見ると、お坊ちゃんかもしれない。
 しかしお坊ちゃんだからといって、挨拶しないでいいわけないだろう。なんか言えよ。お前の声、聞いてみたいんだから。
 授業講習はすべて寝ている。しかも初日から・・・。授業の終わりに教官が質問をするが、当然答えられない。当たり前か・・・。
 登校すると、自分の原簿をとりに職員室へ行くのだが、彼は平気で違う人の原簿を持ってくる。
 授業の間のあき時間は、教科書で予習復習が当たり前だと思っていたが、彼にしてみたらやっとの休憩時間。教科書の代わりに手にするのはマンガ。どうやら「風の谷のナウシカ」がお気に入りらしい。

 で、何がいいたいかというと、彼のひどさを問題にしたいわけではない。ここまで放っておいた環境に文句を言いたいのだ。

 教育の荒廃。

 そういえば教官がこぼしていた。「昔のように怒れないんだよ。サービス業だからさ」って。

 でもぬーべ君、2人しかいない教室で高いびきは勘弁してくれ。

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Posted by t@sora at 15:51│Comments(4)
この記事へのコメント
ぬーべ君みたいな子(?)いるいる。
読んでてYumedangoも腹が立ってきた!もうぶっとばしてやりたい!
ちょっと過激だったかな。でも、誰かが言ってあげないと・・・
まったく困ったもんだ。
まっ、事件がおきなければヨシ(?)としましょう。でも、どうしようもないですね、このままじゃ、ずっとこのぬーべ君は挨拶も出来ねーべ?
「ぬーべ」じゃなく「ねーべ君」はどうですか?電車の中でお化粧する女子高生もいますね。そういう子に限ってスッピンの方がよかったりしてね。
じゃまた、来ますね。
ちょっと前(?)まで女子学生だったYumedangoでした。
Posted by Yumedango at 2005年05月14日 13:08
^^; うう〜ん、同じ教室に生徒が二人。でもって、今はやりの「無言」「かったるそうな態度」。ああああ〜最悪!って私も思う。逃げれないし。我慢するしかないけど、毎日(の気がしますが)顔を会わせるのですよね、これほとんど「地獄」。
行きたく無い・・・朝が憂鬱。明日が来なければいい。なんでここには1個しか無いの教習所?
ああっ、いやだ〜! (わたしの悲痛な叫び。自分だったらね)でも、押さえるしかないもん。さっさと免許とってここにおさらばいたしましょう!多分、100%彼は居残り組ですから。騒がないだけマシと割り切って・・・。気持は、美人(?)の受付嬢を思い描いて(奥様には内緒)がんばっ!です。(^^;)
Posted by 北の旅烏 at 2005年05月14日 16:02
 Yumedangoさん、若い人だったんですね。田舎暮らしが主なテーマなんで、若い人は見てないだろうと勝手に思ってました。
 そうなんですよ、北の旅鳥さん。美人なんです(笑)。何歳だろう?
 
 ぬーべ君、おとなしく寝ててくれればいいんですけどね。いびきが・・・。
Posted by ayappi at 2005年05月15日 08:02
コメント削除させていただきました。ちょっと、いえかなり幼稚な文章で恥ずかしくなりましたので・・・ごめんなさい。
Posted by Yumedango at 2005年05月16日 10:41
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    コメント(4)