山村留学で田舎暮らし

やっぱり酒、全部なくなったね。。

　以前、この砂金共和国の初代大統領、清野喜久男氏にインタビューした時のことだ。私は軽い気持ちで、今までで一番楽しかったことはなにか、を尋ねてみた。彼は目を細めて「客と朝までこの公園で酒を飲んだことかな」と答えた。じゃ、今までで一番辛かったことはなにか、という問いには、「客と朝まで飲んだ後に寝ないで牛舎に行くことかな」と答えた。
　氏は、小柄で少し猫背だ。トークは軽快でいいリズムがある。冗談もいうし、絶えず笑顔だが、時々ふっと遠くを見る。私もつられて彼の視線を追ったことがあるが、そこにはあるのはいつも何もない空間だった。
　初代大統領ということは、この砂金共和国の創始者だ。今まで様々な苦労があったはずだが、小さい体に隠してそんな苦労の気配は微塵にも表に出さない。顔のしわだけが、木の年輪のように過去を物語っている。
　そして札幌の４人組が２日間キャンプをしに来るので、私は昔を思い出してもらおうと思い、朝まで飲み会に声をかけたのだった。

　・・・。

　書きたいことがいっぱいあるのだが、残念なことに私の体力がもうない。こんなに飲んだの久しぶりだ。楽しかったなあ。二日酔いで今は辛いけど。。詳細はあとでゆっくり書こうと思っている。それでも雰囲気を伝えるなら、初代の宴会中の独り言を載せておこう。

　「こんなん２０年ぶりだ・・・」

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