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2006年05月18日

普通の一日

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 朝、誰よりも早く来て、夜、誰よりも遅くまで仕事場に残って、休日も出勤し・・・というスタイルを、私は必ずしも優秀とは思わない。
 朝、全仕事をイメージし、起こりえるアクシデントを想定して、時間通りにお昼ご飯を食べ、就業時間ぴったりに残業なしで上がれる・・・これが私の理想の仕事人のスタイルだったのだが、だんだん私は前者になってきてしまった。自分で自分のふがいなさを証明しているようなもので、残念で仕方ない(><
 物理量として大きく限界を超えているのは分る。ひとつも手抜きできない仕事であることも分っている。

 ふ〜むだ。

 今日は朝からベテランの介護さんと一緒に、国保病院まで利用者さん2名を他科受診に連れて行った。いくら施設内にドクターがいても、専門の違いや設備の関係で、このような出張は多い。
 その合間を縫って、この病院に入院している3名の利用者さんの病状を聞き、その内1名の退院許可に対応する。他の2名の利用者さんは、栄養を経管摂取していたので、ドクターと相談しなければならない。退院はまだ当分先と判断した。担当の看護婦の顔が暗い。私の語彙不足が原因だろう。
 その後、私だけ先に施設に戻り、事務手続きをする。簡単に、「退院します」、「はい、わかりました」という訳にはいかないのだ。書かなければならない書類が結構在る。ちょっと苦痛だ。
 同時に管理職としての仕事も先送りしているものがあり、それに対処する。利用者さんが増え、手間がかかり、業務分担の見直しが迫られているのだ。
 そんなこんなで頭を痛めているまもなく、隣の枝幸町まで新規利用者さんを迎えに行く時間となってしまった。食事をしている時間がない。
 送迎、と簡単に言っても、ある意味引越しだから大変は大変。言葉の不自由な利用者さんだから、荷物の確認に手間がかかる。不必要なものは同意を得て処分しなければならないからだ。
 それと並行して、支援センターからもう一件の新規の相談も受ける。同じ病院だ。ラッキー。部屋二つ向こうのベットだが、こっちとそっちで行ったりきたり(^^; 病状や家族状況、身体の不自由さや認知症の進み具合、相手の希望などをメモにして、施設に戻る。
 新規さんの入所の段階で、服に名前が書いてなかったり、洗濯物がそのまま詰め込んであったりして、現場から苦情を受ける。ごめんね、みんな。。
 おっと、ドクター発見!暇そうだから捕まえて病院へ再度Go!例の経管栄養の状態をチャックしてもらわないとだ。うちの施設で受け入れるかどうかの最終判断は、ドクターだからだ。
 そんなこんなで施設に戻ったのが五時。私の机の上には書類が溜まっている。「至急電話ください!」のメモが2件。主任からは、また現場でのアクシデントの相談。

 負けてたまるか!!しろうとをなめるなよ!!!

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Posted by t@sora at 07:00│Comments(0)仕事
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