山村留学で田舎暮らし

もう私は砂金公園の関係者ではない。でもやっぱり私の北海道での原点はここにある。

　パソコンを、「１年たったらただの箱」と称するように、人も同じに表現できるだろう。現場を離れて２年。9Kの中で苦労してＪａｖａを組んでいたのが私の時代だ。でも今のアプレットはすごいことになっている。一体今はどれくらいの容量になっているのだろう。
　アドビ一家で、フラッシュはＭＸまで。．Ｎｅｔ（ドット・ネット）はかろうじて守備範囲。オブジェクト指向はこれからも主流だろうから、今からでもまだ何とかなるかもしれない。けれど昔の自分のプログラムソースを見てみても、全く記憶にない。忘れないようにメモも残してあるのだが、「これ誰？」って感じ。
　ＨＴＭＬは手書き。ビルダーになってもしばらくは手書き（笑）。ＨＰのデザインも、グリッドシステムは永久に不滅と思っている。
　２年というブランクは、時代はどこまで先に行っているのかを、もう確かめるのも嫌なくらいなダメージを私に与えている。私は、現場では平均的なＰＣ管理者だったと思うが、今では戻れる自信は全くない。「○年たったらただのヒト」ってことだ。
　
　話は変わって、浜頓別町のＨＰが一新された。美しいフラッシュがまず目に付く。しかし、ページとしてはいくつかの「？」がある。私はもう現場の人間ではないし、町としては新参者だから言いたいことはあっても今までずっと黙っていた。しかし、私の原点である砂金公園のプレ・オープンの日程がメインページに書かれていないという状況ではそうも言っていられない。苦言、苦情という言葉は使いたくないが、管理者ともしも話が出来るなら、これから話すことをちょっと聞いて欲しいところだ。書いてみよう。
　町のＨＰは公的なものだ。平等であって欲しい。然るに砂金公園の情報が書かれていないのはどうしてだろう。まさか知らないわけではなし。
　同じように、地域で取り組んでいる山村留学の会のページのリンクが切れている。わざとだろうか？私たちは嫌われているのだろうか？各組織が一生懸命作っている会のページのリンクが切れているのは、商業的なページなら損害賠償問題でもある。
　公的なページで掲示板を設置しているのはおかしい。必ず批判的な意見があつまり、それに係りが返答できずに信用を失っていくからだ。こんなのは学校だって同じ。それを証拠に、隣町のＨＰは町民の質問に職員が答えられずに掲示板が廃止された。
　デザイン的には、フラッシュの使い方を間違えている。初心者が必ず陥る２つの失敗があるが、ここには三つ目がある。
　一つ目。
　フラッシュは長くて２秒。メニューなら１秒ぐらいがグッド。ただしそれは私の世代の常識であって、今は知らない（笑）。こういったスライドショーは、写真紹介のページでこそ使って欲しい。
　二つ目。
　必要とされているのは情報。このページはＳＥＯ対策が全くされていない。もしかしたらポピュラリティーという言葉も知らないのかもしれない。「北海道」、「観光」、「穴場」なんていう単語でググッて、何万番目になるだろう（笑）。
　三つ目。
　ページは美しいが、見に来ている人はそれを見たくて来ているのではない。必要なのは情報。あくまで情報。「さあどうだ！」って言っているように見える。そういったページは時間が経つと、飽きてうざったくなる。「え？これフラッシュなの？」っていう台詞こそ、フラッシュ使いは聞きたくてたまらないものなのだ。

　とまぁ、ごちゃごちゃ書いてみたが、関係者が私のページを知っているとは思えないから、やっぱりこの話も町には届かないだろう。でも、砂金公園のプレ・オープンの日ぐらいはお知らせしてほしいなぁ。だからここで宣伝（笑）。

【砂金公園・プレ・オープン】　
日程　５月３，４，５日
時間　９時－４時半

　チャチャさんとか、まだこのページ見てるかなぁ（。。♯；

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