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2007年08月07日

道南の旅

道南の旅

 旭川の横をすり抜け、未知の南下を続ける。美瑛、富良野、占冠を通り、日高に住む戦友を訪ねに行ってきた。「戦友」というのは、都会の教育を放棄し、昔ながらの田舎でのアナログな教育を求めて北海道の地にやってきた、山村留学の仲間達のことをいう。

 振内、という地を目指した
 日高を通過した頃から山道が狭くなり、周囲の山々の頂がドライバー達に圧迫感を与える。川はエメラルドグリーンで、私の住む南宗谷とは、また違った雰囲気があった。この川ではラフティングが行われる。ちょっと心が動く。
 ちびた母さんには会えたが、のま氏には会えなかった。またこの地を訪ねる理由ができたということだ。
 ちびた母さんは、私が家を襲撃したとき、ちょうど私のブログを覗いていたらしく、私と娘が目の前に現れて、ずいぶん度肝を抜かれたようだ。3秒くらい固まっていたし(^^; 「亡霊かと思った」って。。おいおい、勝手に殺すなよ(笑)。
 この町はトマトが日本一らしい。そういえばここに来る途中、やたらトマトのビニールハウスを見た。ただ、不思議とトマトの露店は見なかった。富良野周辺では、メロンとスイカの露店を多数見てきたから、おや?と思った。トマトジュースオンリーという訳でもないと思うのだが。
 夜、山村留学の会の理事長(?)と居酒屋で少し話が出来た。この居酒屋は、なんと一人一人住民に声をかけ、出資を募り、集まったお金で建てたと言う。パワーのある町だ。そういえば、山村留学者用にログハウスを建てているが、詳しくは聞かなかったがこれも同じ方法で建てたのだろうか?今度聞いてみよう。
 義経北上伝説ゆかりの神社を訪ね、アイヌ工芸品の土産を買った。アイヌ料理は口に合わなかったが(笑)、中々面白い町だった。人も魅力的だったし。ゆっくりしたかったのだが、時間があまりにも無さ過ぎた。今度は二泊ぐらいしてみよう。アイヌ資料館も見れなかったし。おっと、のま氏にも会えなかったし。

 より蒼し川に、赤いトマトがよく映えた町だった。

 
 




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Posted by t@sora at 08:00│Comments(11)山村留学
この記事へのコメント
ayappiさまへ

お嬢さん大きくなられましたね?

自分より大きなぬいぐるみをおんぶしていたのが、つい昨日のようです。
ブログ記事の中のお嬢さんしか知らないのに・・・・ね(笑)

今朝、NHKで礼文島の旅の再放送を観ました。
よかところです。行ってみたいです。
お花もウニも昆布も・・・みんな大好きです。
Posted by Yume at 2007年08月07日 10:38
日高の方ということは道南じゃなくて道央方面にいったのでしょうか??

新札で、もしかしたら来ているかも!?とayappiさん親子の姿を探してしまいました(..)残念…。
久々に、懐かしい皆さんにあえてめちゃめちゃ嬉しかったです!!来年の浜頓のフェスティバルには必ず行きたいなあ…。
Posted by マリ at 2007年08月07日 12:14
いらっしゃい♪

<ユメさん
 でかくなってます。縦に伸びてます。3メートルぐらいになりそうな勢いで困ってます。

 番組ですか・・・。この地にいると、そういった番組を見なくなりますね。都会なら逆でしょうけど(^^;

<マリさん
 数が少ないと言うことは、一つ一つの重さが変わります。その気持ち、大切ですよ。。
Posted by ayappi at 2007年08月07日 19:05
はじめまして(と書いてから、そうでないことに気づきました)。
素敵なブログを継続して見えますね。
文章も写真も、イランカラプテ iramkarapte(アイヌ語の挨拶……「あなたの心にふれさせて!」)という感じです。
(当方、グータラにつき一向に記事が増えておりません。)
私も北海道移住を考えていますが、なかなかその思いの丈が達成できずにグズグズしています。
またお邪魔します。
Posted by mosir at 2007年08月07日 23:05
 お久しぶりです。

 更新が途切れていたので、ちょっと心配してました。
 先日、日高の二部谷で、アイヌ工芸品店を訪ねました。そのとき仕入れたのが、「ムックリ」という楽器。単純なつくりなのですが、変な音が出ます(笑)。さて、この「ムックリ」、調べても語源が分かりません。mosirさん、知ってませんか(??;
Posted by ayappi at 2007年08月08日 07:14
ムックリmukkuri、又はムックルmukkurのこと

少し調べてみましたが明解に語源を述べたものはほとんどありません。
muでしたら①詰まる、通る穴がふさがるという自動詞です(口がふさがる、など)。
mu(又はmut)なら②擬音語としての使用も考えられるかもしれません。
musならハエという意味があります。
kur(所属形という文法的な変形でkuri)は③影、姿④人という意味。
①又は②+挿入音又はtやsの音交替のk+③又は④の意味のkur(kuri)で構成されていると推測します。

私の大胆な推測は、mus(=ハエ)kur(kuri)(=影)→mukkuri(mukkur)で意味はハエのような(音を出すもの)。
なお、トンコリ(tonkori)は擬音語ton+kor(=を持つ)i(=もの)と推測しますので、同様ならば擬音mut+kor+i→mukkuriも有りかな?と思います。
ちょっと見当違いかな……。語源探索は恣意的に走る危険があり、なかなか難しいものです。
Posted by mosir at 2007年08月08日 12:32
な、なるほど。3割くらい理解できました(汗)。
人のような形をしていて、ハエの羽音のような音がでます。穴が空いていて、紐が通ってます。口の頬骨にあてて、口の中で音階が作られます。言葉では説明できないので、今度写真UPしますね。
Posted by ayappi at 2007年08月08日 17:23
ayappi 殿、二部谷ではなく二風谷です。私は、この”風”が入った地名が気に入ってます。でも、未だに素通りなんですけどね。
Posted by ちびた母 at 2007年08月08日 17:43
 チェックありがと。
 風ね。。
 そばに風連ってとこあるよ?
Posted by ayappi at 2007年08月08日 22:04
 あらっ来てたのね!

 留守にしていて申しわけありませんでした。丁度、その日は山村留学の関係で芽室を経由して、北見の方へ行っていました。
 誠に残念でした。飲んで話したいこともいっぱいあったのですが...

 またの機会ですね。私もこれでまた浜頓へ行く理由が出来ました。笑
Posted by のま at 2007年08月13日 08:57
 突然現れるのが大好きなので(^^;

 パワーのある町ですね。いいところがいっぱいあるじゃないですか!じゃんけんぽん、とかいう、怪しい店もありましたし(笑)。
Posted by ayappi at 2007年08月13日 10:27
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    コメント(11)