山村留学で田舎暮らし

若いっていいな。。

　妻が友達から恋愛相談をされているのを見て、ちょっと昔を思い出して微笑んでしまった。懐かしいなあ。
　
　女子高生なんて、世界の中心は「男の子」か「部活」。それでもいざってなったら、「男の子」に軍配が上がる。まぁ、それはそれでよし。
　しかし、そんな恋愛相談を不思議とよく受けたのだが、お前ら完全に人選を間違えているぞ？どんな事象も０か１００で答えてきた人種に、恋愛だなんてファジーな計算は向いてないだろうに。
　原点に戻って話そう。恋愛を科学すると、「電気信号」に過ぎない。「心地よい電気信号の流れ」を脳がより分けている、と表現すれば分りやすいかな。
　それじゃつまらないから、心理学の方からアプローチしてみると、「恋愛は錯覚」ということになる。
　たとえばある映画監督は、恋愛映画を撮ろうとする時、カップル役の２人を、無理やりいつも２人きりにさせていたという。２人の間に「恋愛」という錯覚を起こさせるためだ。そうすると撮影がスムーズに行くからだ。
　こんなことを考えている私に恋愛相談するくらいなら、花びらでもちぎっていた方がましだと思うのだが、何故かその手の話が寄ってきたなあ。
　ドラムにパラリドル、ベースにスラップをいつ教えるかタイミングを計っているとき、ハーフ・マンツーの利点をどう教えようか考えているとき、スランプの選手に粒高ラバーを勧めようかどうか悩んでいるときに、「先生、Ｔクンに告られちゃった！どうしたら良いと思う？なんかドキドキするの！」なんて相談受けたら、私の頭は完全にフリーズするよ（笑）
　それでも無視するわけにはいかないので、いつもこう答えている。

　「ドキドキしてる？それ、単なる発情だよ」

　たいがいはその生徒はもう私のところへは来なくなるけどね（＾＾；

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