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2005年12月31日

教師もののTV

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 教師ものTV番組の、そのほとんどが理想と現実を大きく履き違えたものなので、こんなこというのも何なんだけど、実際の職員室や指導風景を忠実に再現している作品は今までお目にかかったことがない。唯一「学校」シリーズだけは、東京の定時制高校をモデルにしているだけあって、あれだけはかなり現実に近い。ただ、ちょっと美化しすぎかなあ。生徒は辛く悲しい状況でも、結構それを楽しんで生きてるから。
 一番笑えるのは、校長や教頭が職員室で大きい存在だと、誰もが疑わない点。多分ディレクターの先入観があるんだろうね。
 東京では、管理職といっても、人事権がないから誰も管理職のいうことをきかない。教員という仕事と学校運営は全然別の仕事だから、普通のまともな先生たちは、管理職は絶対目指さない。じゃ、どんな人が管理職になるかって?現場でやっていけなくなった教員たちだよ。
 授業がうまくいかない、教員同士のコミュニケーションが図れない、とかいう教員が、そろって管理職を受けるんだ。で、悲しいことに結構それでうかっちゃう(笑)教員時代に、どんなに使えなかった教員だったか周りが知ってるから、誰も馬鹿にしていうことをきかない。

 全部がこうじゃないとは思うけど、これが現状。これ、会社に例えるなら面白いよ?能力のない上司と、上司のいうことをまったく聞かない部下だらけの会社だもん。どんな製品が出来上がると思う?

 それでも、今日ちょっとだけ見た女教師は感慨深かったな。現代では問題ありだけど、誰かがぐぐっと引っ張らない限り、平均があっちから戻ってこないから。「クラスの問題は連帯責任」、「悪いことをしたら罰がある」。そのとおりだと思うけど、今、「廊下にたってろ!」だなんて怒鳴ったら大変なことになっちゃうからね(^^;

 さーて、今年も残すところあと数時間。金も酒もないが、笑顔のある正月は迎えられそうだ。初日の出はどこに見に行こうかな。。

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この記事へのコメント
写真を見てそう思いました。TVドキュメンタリーの「大草原のみゆきちゃん」をイメージしたのですね。学校まで徒歩で4km。笹薮の中を歌を歌いながら一人で登校する主人公みゆきちゃんを...。お父さんは熊の出る中を一人で行かせる心配は顔には出さず、熊の対処法を教えます。乱暴のように見えるけど画面を通して痛い程心配なのが伝わってきました。
ある意味、現代の都会っ子がうらやむシーンの連続でした。けっしてayappiさんの住む所が同じと言うことではなく、精神的な家族の絆を一枚の写真から思い描いたのです...。
札幌の元旦は穏やかそのものでした。今日の午後から雪に変わりそうです。今年1年、増々たくましく大きくなられるお嬢さんを楽しみに見守っていきたいな、と思っています。今年もドラマチックに夢を追いかけたいものですね。(^^)
Posted by 北の旅烏 at 2006年01月02日 07:30
あけおめ!
これはちょっと難しいテーマなんですが、私は「絆」を見つけに北海道へ来たのかも知れないのです。あるいは「造りに」に。
ちなみに、この辺はあともう少し行くと熊の巣です(^^;
Posted by ayappi at 2006年01月03日 00:27
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