山村留学で田舎暮らし

　クッチャロで、職場の仲間達とどんちゃん騒ぎをした。曇り空の中の焼肉だったのだが、日没の隙をついて、見事な夕焼けが見れた。写真は全く補正はしていない。やはり雨上がりはねらい目なのだろう。

　看護婦さんがもう一人この地に興味を持っている。広島か名古屋か、そのあたりからだと聞いた。北の大地の冬と、勤務のハードさが心配らしい。
　まず、寒さは心配要らない。私は沖縄の石垣島出身なのに未だ凍死していないし（笑）。
　勤務も、今現在一人体制だから超ハードなだけで、看護婦さん一人でも増えて足りてくれば、相当勤務は楽になる。
　そして、北海道に憧れてやってきたあなたが、「全然話が違う。だまされた！」と思うのは困るので、この地のマイナスの部分も話しておこう。

　女性にとってとても大きな問題と思えるのは、「選択肢の少なさ」だろう。遊ぶ場所も、都会ならどこでも朝まで遊べるだろうけど、この辺ではそんなところは皆無。第一、朝まで本当に遊んでいたら、町中の噂になることは間違いない（笑）。コンビにも２件しかないし、もちろん映画館とかアミューズ系の施設もない。「施設」って言ったら、この地の人はまず間違いなく老人ホームを想像する。住む家も選べないし、変な話、友達や、彼氏、彼女も選べない（笑）。フレンチやイタリアンなんていう代物は、半径１００キロにはない。車で１時間半は走らないと、ケンタッキーさえない。マックはまた更に遠く、３時間は走らないと駄目だ。

　こういう不便に耐えられないと思うなら、田舎暮らしは向いてないといえる。代わりの恩恵として、アウトドアは完璧だから、そういった趣味があれば１０年は飽きない（笑）。一度、スノーモービルで冬山の探検をしたら、ちょっと病み付きになるよ？

　それはそうと、もしこのページに来てるなら、聞きたいことは何でも聞いてね。あなたが人生の転機として北海道を考えているなら、仮に私の施設だけでなく、いろいろと相談に乗れると思う。田舎暮らしの先輩として。

　現在施設では、看護婦－２でかろうじて回っている。都会では数の多さから一つ一つの意味が軽くなっていくけれど、この地ではあなた一人がとても重たくて大切。他の誰かではなく、「あなた」が大切なんだ。

　縁があるといいね。
　今日はこの辺で。。

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