山村留学で田舎暮らし

さすがにオリーブはないだろうな

　最近の我が家の主食は、畑で取れたものだらけでとってもヘルシー。米、いつ炊いたかなあ。でも、健康的なのはいいけれど、こう毎日毎日きゅうりや葉っぱを食べていると、やっぱり飽きが来る。料理にも一工夫必要な時期にきたようだ。
　冬が長いせいか、取れたものを塩もみしたり、塩漬けしたりと、やたら塩がらみなのがこちらのお土地柄。保存の基本は塩。それはそれでいいんだけれど、ちょっと変化が欲しいな。塩と味噌から少し離れて研究してみたいところだ。
　中華はどうだろう？四川豆板醤、ユッケジャン、XOジャンとかの味噌系は、やっぱり味噌だから味が似てるかな。
　韓流ならキムチか。これは海産物が多い町だから合うかもしれないが、普通といえば普通。
　海産物といえば、西洋の味付けはどうだろう。と思って、パエリアのスープのもとを買いに行ったら、「パエリアってなんですか？」と店員に言われてしまった。まさかこの町全体がパエリアを知らないとは思わないが、ちょっとショック。明日はサフラン探しの旅にでもでようかな。
　ここで気がついたのだが、この町には洋風が全くといっていいくらいない。パスタ屋もないし・・・。　お年寄りが多い町だから、当然といえば当然なんだけれども、人の口に入るものなんて大した違いもないし、たとえ違いがあっても代用品はいくらでもあるのだから、もう少し西洋味付けを研究してみようと思っている。
　追加で思ったんだけれども、トマトがたくさん取れる町なのに、なぜかトマトソースや煮込みの話は聞かないな。このあたりも新しい味を求めて何か参考になりそうだ。

　昨日はバジルの収穫をした。近所のおばあちゃんに「これは何？漬物にするの？」と聞かれたので、「ジェノバソースを作るんです。本当は松の実も欲しいところですが、ないので胡桃でやってみようかなと思ってるんです」っていったら、「ハイカラだね〜」って言われてしまった

　（＾＾；


　

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