山村留学で田舎暮らし

　少しずつ春の気配が感じられるようになってきた。雪は確かにまだたくさん降るが、日中は溶けてって、全体量としては少なくなっていってるのは明らか。この雪の下に、行者にんにくが眠っていると言うわけだ。楽しみ楽しみ。
　去年、私たちが作った行者にんにく餃子は、近所の人には好評だったらしく、「今年も作るのかい？」って話しかけられることが多い。ただし匂いがきついから、週末にしか作れないだろうな。今年は仕事が決まってるし。クビにならないといいなあ。
　北海道を一冬過ごしてみて感じたんだけれど、北海道は寒くはなかった。寒さなら東京のほうが寒い。どうしてこう感じるかというと、それは外を歩く総時間が、北海道はヒジョウに少ないからだと思う。東京なら駅から駅、駅から仕事場まで歩くのは常識。少なくても今私の住んでいる地域は、外に出たらすぐ車に乗るから、零下３０度でも外気に触れている時間は一瞬。東京なら１０分歩くことなんかざらだけど、こっちは１分歩くことも少ない。だからもし石油が枯れてしまったら、この地の人はどうするんだろうって感じだ。
　雪投げも、していると暑くなってくるし、部屋に入ったら半そでにならないとだ。なんか変な感じ（＾＾；
　雪で思い出したけど、普通の降雪よりも嫌なのが吹き溜まり。これにはまいる。ちょっとした地形のなせる業なんだろうけど、意外なところに５０ｃｍくらいあったりして、目的地にいけないことがなんどかあった。それどころか、動けなくなって農家の友達に電話してレスキューしてもらうことも何度かあった。あの、普通に走っていて急に動かなくなる恐怖。夜だったら生命にかかわる問題だ。
　それと、雪は真っ白だから光の屈折が全然なくって道が分らないのもいや。大嫌い。タイヤの左端が雪に乗り上げて、「ぶはっ！」ってのは心臓が縮みあがってしまうよ。みなさん、こんな経験ないですか？私が運転下手なだけかな？
　
　さて、プー太郎最後の週末だ。最後に少し遠出してみようかな。写真も出歩かないから最近手抜きだし（＾＾；そういえば流氷ってきてるのかな？明日海岸線見てみようっと。

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