山村留学で田舎暮らし

　このブログは、山村留学と北海道の魅力の紹介が目的で立ち上がった。

　掲示板を長く運営していくと、書き込みしてくれるお客さんとの交流がうれしくなって、本来の目的を忘れてしまうことが多い。これはブログでも同じことが言える。書き込みが増えて、ページ全体が盛況になっていくことは好ましいことだが、「あなたのページはそんな内容のページなの？」と言われてしまっては、本末転倒。
　カウンターなんかにも、悪い魔法がかけられている。第一、カウンターや書き込みの数を気にするなら、北国ｔｖのどなたかのページに行って書き込みをすれば、礼儀としてレスはくるだろうから、ユーザーは自分では気づかないうちにこの方法をとる。
　これは悪い習慣で、本来の目的を失ってしまうと私は思っている。
　だから私は、他のページにレスを残すときは、内容に感銘を受けて、自然と言葉が沸いて出てくるときだけだ。よくもわるくも。。
　たとえば「えんべつたより」というページが私は好きだ。文章に魅力があるとか、写真が美しいとか、そういった次元にこのページはない。レスもないし、固定客もいない。ただ淡々と自分の住む町、「遠別」を紹介している。ブログが情報発信の最先端なら、ここの管理人は初志貫徹の経営方針で、私の理想でもある。
　徹底的に食にこだわっている、「そば太郎の今日もうまいぞ」のようなページも感銘を受ける。スタートから悩み事が一切なさそうなページだし（笑）
　また一方で、人間くさいページも私は大好きだ。「元プロボクサーの怠惰な日々」というページは、最初から読み物として面白いし、ボクシングの世界に興味がない人でも、管理人の熱い人間性に触れることが出来る。是非最初のページから読んでもらいたいサイトだ。
　「よみがえれ！アイヌ語」のようなページこそ、ブログの王道ではなかろうか（笑）？知的で、「へ〜、そうなんだ！」ってページ。思わす自分の住む町の名を探してしまうだろう（笑）。
　最近、私が読み物を書かなくなったのは、こんなページを覗いて反省したからだ。思い出話や、世相を斬っても、山村留学の情報収集でこのページに来ている人にとっては、駄文に過ぎない。やはり中心は山村留学とこの地の紹介。
　そんな中、このページで知り合いになったカリフォルニアの家族が、数日後、下見で浜頓別に来ることになった。私のページの最大の目的が果たせて、こんなにうれしいことはない。何にもないこの町を気に入ってくれるだろうか？心配だ（＾＾；

　山村留学も２年目に突入。地位も名誉も金も失って、これから築く財産はどんなものだろう。空を見上げてこんなことを思った。

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