山村留学で田舎暮らし

月末なので我が家は超貧乏。ということで、今日もウソタン川上流へ、食料の確保にやってきた。
　金山橋には先客がいた。幌延からやってきてると言う親子は、親父が砂金掘り、息子が山女釣りという様相だ。多分、「親父の趣味に引っ張られてきた息子」って構図だろう（＾＾；　私たちは、彼らの邪魔をしないように、少しポイントをずらして山女釣りを始めた。
　この日は、さっきの夕立のせいか、思うように山女がヒットしない。特に水が濁っているとは思えないのだがが・・・。雨の後は、虫だのなんだのが流されてくるから、釣りにはいいタイミングだと思ったのだが、どうも私の推理は外れてしまったようだ。
　それでも小一時間で２０匹にはなったので、これで夕飯には足りるだろうと思い、最後の竿を振ったときだった。針が川底のどっかに引っかかってしまったのだろうか、ピクリともしない。どうしようかと思っていたら突然竿が引っ張られたのだ。何か大物がかかったようだ。
　竿は渓流釣り用のものだから、しなりはいいのだが、それも限界で、もうまっすぐに引くしかない。これでは竿の意味がないなと思いつつも、それしか方法が思いつかなかった。けれど後ろに下がれるスペースももうないのだ。
　というところで「プツン」。。私の仕掛けはお下がりで、5年物のお古。ガタが来ていたのだろう（＞_＜）

　なんだったんだろう（？？；　逃した魚は大きいと言うが、山女でなかったことは確か。鮭はまだこの辺まではこないし、岩魚はもう少し上流だ。するとサクラマスかなぁ。

　ちぇ。

　それにしても、「オカズがないからコンビニに行く代わりに川に行く」、という経験は、ちょっと都会にいたら味わえない醍醐味がある。土地の人にしてみたら、どうってことない事なんだろうけどね。

　いつまで川は開いているのかなぁ。

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