山村留学で田舎暮らし

　良性発作性頭位変換眩暈症、という病気になってしまった。

　ちょっと前から、突然の眩暈に悩まされていた。朝起きると、立てなかったり、振り向く時、強度の眩暈に襲われ、歩けなかったりした。今朝、この症状が悪化したので、浜頓別の病院を受診することになった。仕事も、今日は大切な用事があったのだが、穴を開けてしまった。病気というのは、体だけでなく、色々なものを壊す。
　うちの施設にはＤｒ．がいる。独身の女医さんだ。あらかじめ彼女の見立てがあって、病名は分っていたが、数パーセントの確率で悪性もあるというから、明日は再検査。なんともないことを祈ろう。
　症状の説明は簡単。椅子に乗ってぐるぐる回る遊びを誰でも子供のときにしたと思うが、あんな感じがずっと続いていると思ってもらえればいい。歩けないし、吐き気もする。ただ、大体は一過性のもので、１～２週間で収まるらしい。この状態がずっと続くかと思うと、絶望感は否めない。
　まったく同じような症状で、別に小脳梗塞という病気がある。ＣＴを撮ったがその兆しはなかったので、こちらは安心。４０を超えたから介護保険を使えるが、自ら自分の施設に入るのは、ちょっと勘弁して欲しい（笑）。
　年末から体調の悪さと戦っていたが、限界がきたようだ。酒もまずくなってきてたし、予感はあった。ブログも更新する気力もなかったし、友人宅に遊びにいく余裕もなかった。ただ、生活していくためには、多少の無理はいた仕方がない。仕事をしなければ食っていけないし、蓄えなんてあるわけもない。
　病院のドクターからは、精神的なストレスも原因の一つだし、体の調子が悪いときに起こりやすい病気だと聞いた。占いのようにピタっと言い当てられて、私は途方にくれてしまった。

　さてと困った。
　

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