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2007年11月25日

友人のブログ閉鎖について思う

友人のブログ閉鎖について思う

 ネット仲間から贈り物が届いたと同時に、その人のブログが閉鎖になった。何もかもが消えてなくなってしまっていた。3年以上の思いと言葉全てが。

 こういった場合、大概が実生活が絡んでいて、自分の文章を見た身近な人が、「あんた、ネットにあんなこと書いていいの?名誉毀損じゃない?」とかいうパターンが多い。仕事が忙しくなったとか、海外に出張になったとかの場合は、普通なら休止宣言をするのが当たり前。そうでないなら、ほとんどはこのパターだろう。
 もちろん、実名をあげて誰かを誹謗中傷したり、プライバシーに関することをべらべら喋ったりするのは良くないことだ。実名をあげてなくても、「あぁ、あの人ね」と、人を特定できてしまうのも問題がある。
 また、それとは別に、多くの人が困惑するような内容も、記事としてはふさわしくないと思う。例えば、数日以内に富士山が大爆発しそうだけど、政府はそれを隠蔽している!とかいうデマなど。
 あるいは不特定多数の業界に対するデマも。

 しかし、事実ならどうか?という問題は残る。その境界線を決めるのは至難の技だ。


 私も、「町のことを悪く書くから不愉快だ」と言われたことがあった。じゃぁ、そのときの私はどうしたか?
 私はその人に次のような質問をした。
 「私の言っていることは全て虚偽の事実で、そんなことを感じている町民はいないんですね?」
 「不愉快と思うのは、自分もそう感じている証拠じゃありませんか?」
 「私は改善策を提示している。あなたの改善策は?」
 
 私は、「まったく持ってけしからん町だ!」とは一言もいっていない。「駄目なところは直して、良いところは伸ばしましょう!」といっているのだ。最近知り合った若い夫婦が、「この町では安心して子供を産めないし、産もうとも思わない」と、私にそういう。産婦人科はないし、高校も生徒数が減って廃校寸前。子供が病気になっても、大きな病院は100㌔の彼方。まぁ、そりゃそうだ。
 じゃぁ、どうしたら過疎化による不便さの加速を止められるか?私はそれには観光復興しかないと思っている。一言で言えば、「活気」だ。この町にはいいものがごろごろと転がっている。けれど誰もその価値に気づかず、磨くどころか、拾おうともしない。まずはそこからスタートなんじゃないのか?病院の19床クリニック化は防げないかもしれないけど、まずは外貨獲得だと私は思っている。これは「思い」、というより「確信」だ。
 町の財政が潤う条件は、誰がなんといおうが、外貨獲得である。物を作って売る。それと人に来てもらう。この二つが今機能していないから、みんな自分のことだけを考えて、消費が進まない。観光客がこの町で落としていくお金より、町の人が都会で遊ぶお金の方が多かったりする。何かがおかしい。当然仕事がないから、労働力は地域外に逃げていってしまう。余計過疎化が進む。私も旭川、札幌を目指しているし。

 で、思う。これは批判か?事実無根な誹謗中傷か?

 ある人が、「批判と思うなら、その人が犯人じゃない?」といっていた。あたらずも遠からず、か。

 責任を負わせたり、誰かを攻撃したかったり、あるいは自分の功名心のために言っているわけじゃないことだけは、最後に付け足しておこう。世話になったこの町に、夕張のようになって欲しくないだけなのだ。

 

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この記事へのコメント
 そうだ! 批判と思うなら、その人が犯人だ!

 先日我々の町でも似たようなことがネットではなく、現実世界であった。

 我々が良かれと思って活動している山村留学のことについて誤解されていた。誤解している人たちとじっくり話し、その人達には理解してもらえたとは思う。

 我々は行政や他の地域の人たちを批判しているわけではない。町のためにダメな事柄について評価・判断し、悪いところがあれば改善しようとして具体的に動いているのだ。
 だから、我々の活動に対して批判的な見方をする人は、我々の活動(地域のための活動)が自分の利益に対して、相反しているという利益誘導者や、思ってはいても行動できない(しない)人たちのやっかみであることは知っている。

 しかし、小さな町、必要以上の摩擦は生じさせたくないと思ったりもするのである。

 あ〜、それにしても、人のブログだと好きなことが書けるなぁ... 笑
Posted by 田舎のチカラ組! at 2007年11月25日 13:30
そうですね。
決して、嘘は書いていないんです。
自分の正直な気持ちを書いているだけなので、誰に見られても困りません。
だけど、自分の点数稼ぎのために、人のブログを売るヤツもいるんですよね。
「あんなこと、こんなこと書いてますよ。一度、見たほうが良いんじゃないですか?」って。
誰に読まれても良いけど、この人の、この考え方が気に入らないので、見られないようにしてやろう!と思って、閉鎖したのです。
意地悪でしょ?(笑)
でもね、再開させたらさせたで、また人に迷惑さけたみたいだし・・・。
ネットの中とは言え、なんだか、落ち込みますよね。
Posted by うさぎ at 2007年11月25日 16:45
お晩です。

なので、私の場合は職場の人間には一切HPのアドレスは教えていません。


真面目な事を書くと、実生活でも中傷や嫉妬等を受けHPを閉じた方や
苦労している方を知っているもので・・・。(職場等にバレタ為に)

私にとって、ツーリングキャンプやHPは非日常の世界なので
職場の日常と区別しています。

しかし、職場では『日常』と『非日常の世界』を区別できない人が多いです。

まぁ、私の場合は不特定多数の方ではなく
旅で、実際にお会いしたかた向けですので・・・。
Posted by AO at 2007年11月25日 22:30
 いらっしゃい♪

<まのさん
 そそ、人のブログだと好きなことかけますよね(^^v

 敵意悪意というのは、例えば会っていなければ親兄弟、夫婦間でも芽生えます。こいつの面倒くさいところは、放っておくとどんどん育つんですよね。ある線を越えると、もう絶対に修復不可能になってしまうんです。ましてや他人となると、これはもう本当に厄介(><。。。
 
<うさぎさん
 お土産が、今生の別れの印かと思いましたよ(^^; あーびっくりした。生きてて良かった(笑)。
 私は教員を辞めうる頃、自分の攻撃性を恥じました。だから、「人を嫌いになるのはやめよう」と今日まで思ってきました。けれどもどんなに努力しても、常識を超える人っているんですよね。で、今、結構苦労してます(^^;お互い頑張りましょう。

<AOさん
 →職場では『日常』と『非日常の世界』を区別できない人が多いです。

 本当。これ、困っちゃいます。情報発信のHPなら、事実が間違っていれば指摘されても特に頭にはきませんが、そうでないなら笑って素通りして欲しいものです。架空の世界、空想、夢想。そう思ってもらいたいです。
 
 まぁ、蛇足ですが、人のフリして悪さするのもどうかと・・・。
Posted by ayappi at 2007年11月26日 13:16
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