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2005年07月04日

コピーは劣化はするが原本を超えることはない

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イチゴ狩り、来年はうちでも出来るようにするぞ!

 今日はイチゴ狩り。以前紹介した、ウソタン砂金共和国の大統領のお母さんが個人的に開いているイチゴ畑に行ってきたのだ。このおばあちゃん、近所の人が、「あの人には絶対に畑では勝てない」と言わしめる、評判のおばあちゃんなのだ。
 何個食べたかなあ。畑で完熟したものは、やっぱり土の香りがしていい。太陽の下で、まぶしさに目を細めながら娘が私にイチゴをもいでくれた。自分は食べないで、私にばかりすすめる。最初の一個がおいしかったのだろう。どんどん私に持ってくる。知らない間に、こんな精神が子供に宿っていたんだと思うと、やっぱり田舎に来てよかったと思う。妻は虫と格闘。食べようと思う真っ赤に熟したイチゴに、虫がいっぱいいるからだ。
 虫ごと食べればいいのに。。

 それはそうと、私の畑は失敗と成功を繰り返しながら、少しずつ成長している。やはり収穫があるとうれしいし、食卓もにぎやかになるものだ。
 私は畑をやるとき、ある約束事を自分の中で作っていた。それは、「あまり現地の人に頼らない」、ということ。どうしてこんな決意をしたかというと、教えてもらってばかりいたら、うまくいくに決まっているからだ。それは自分が作ったといえない、と思ったのだ。
 まず本を読み、自分なりにイメージを持つ。インターネットを利用し、情報を集める。最低限度のことは現地の名人に聞く。あとは人の畑を見させてもらって研究し、見よう見真似して、反省する。来年に生かす。

 痛い想いしないと、身につかないよ?どんなことでもさ。

 このスタイルは、昔の商売でもそうしていた。というより、「そうさせていた」。なんでもうまくいった人から聞いて、その通りにしていたら、成功するに決まっている。しかしそれはその人の実力とはいえない。コピーは劣化はするが原本を超えることはない、という思いが私には強くある。そして原本を超えるには、失敗から得られた教訓とかのプラスαがなければ駄目だとも私は思っているのだ。

 遠回りかもしれないけど、不器用なので、まぁ、ゆっくりやっていこう。

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Posted by t@sora at 18:09│Comments(4)畑の様子
この記事へのコメント
ayappiさんのお嬢さんですか?可愛い〜、とてもチャーミングですね。お嬢さんから、このブログの作者の顔立ちを創造しています。〜と言うことはなかなかのハンサム?ナイスガイ?当たっているでしょ?奥様似だったりして(笑)畑もがんばてくださいね。
Posted by ゲスト at 2005年07月04日 20:49
両親に全然似てないんですよ。。だからといって、どうこうとは思わないんだけれども、「そっくりですね」とか言われると、大分むっと来ます。
Posted by ayappi at 2005年07月05日 06:54
 blogに写真を載せる許可が取れたのですね。^^うちの高1娘は、「ダメ、絶対にいや!載せたら口聞かないもんね。永久だよ...ホントだよ」とまあ、脅しに近いことを早口でまくしたてられます。(^^;)
 いやはや...です。
お嬢さん、日増しにたくましく、大きくなっていかれてることでしょう。下校後の解放2時間に一人で何キロも歩かれるとのこと。移動手段の原点は、徒歩ですもん、ねっ。
 都会暮らし(?)のご近所の奥様連中は300mのコンビニすら車でお買い物・・・。歩くことで見たり(身長の目線)、季節を肌で感じたり、そして風の臭いを思いっきり吸い込んでみたり...を忘れてはいけんとおじさんはおもっちょるんです。(^^)大いに体一杯、太陽を浴びて育ってください。
 
Posted by 北の旅烏 at 2005年07月05日 08:15
 昨日からの雨は今朝もやまず降り続いています。BGMの選曲(SHOGO HAMADA-BEST INSTRUMENTAL SERECTION)の性でしょうか...かなりセンチメンタルな気分になっていて、過去の話をBLOGに書き連ねていたところです。そろそろ家族が起きてくる頃。自宅へ戻ることにいたします。
 そちらのお天気はどうですか。雨は畑の作物にとって恵みの雨。そして、人にも休息を与えてくれる...と。サラリーマンは可哀想。(^^;)私もどちらかと言えば、なんでしょうねぇ...漁師かも。
Posted by 北の旅烏 at 2005年07月06日 05:50
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コピーは劣化はするが原本を超えることはない
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