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2006年08月14日

プロとは何か

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ジム・ブラドックに捧ぐ

 「プロとは何か?」という命題で考えてみた。

 スポーツの世界における「プロ」とは、「お客さんに魅せる」ことではないかと思う。結果として「強い」とか「美しい」とかを求められるけど、そんな事を言っていたら、弱いプロ野球のチームは存在価値がなくなってしまう。某球団は過去のスター選手を監督として負け続けたが、これは「プロ野球」だから「魅せているから」いいのである。
 そんな理論でいくと、この間のボクシング結果は、たとえ不評があっても、お客さんが楽しんでいるからいいといえる。お客さんがお金を払っているからこの試合が成り立っているわけで、パフォーマンスだって「ショー」と思えばうなずける。そういった意味では、曙やボビーの挑戦は私は大好きである。お客さんに楽しんでもらうのがプロだからだ。

 本当だろうか?

 私は「プロ」に人格を求めたりしない。えてして天才と称された人たちは、気の難しい人が多いし。しかし、以前いた世界からモノを言わせてもらえば、一連の流れは教育的にはNGだ。18禁といってもいいと思う。これから戦う相手に対し、尊敬の念を持てないであんなことをしていいわけがない。「強ければ何でも許される」という彼のパフォーマンスは、子供たちにとってはあまりにも危険過ぎる思想だと思う。
 「不快感」を声を大にしていう解説者が多いが、嫌なら見なければいいだけで、現に私は見ていない。せめて「18禁」なんだから、ゴールデンタイムにはやって欲しくないと思うくらいである。他に見る可能性があるとしたら、彼が今回の相手と中立国で再対戦して負ける時ぐらいだろう。

 私は考えてしまう。「プロ」とは「子供たちの憧れ」ではないのだろうかと。

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この記事へのコメント
あれだけ大口叩いた以上、実行してくれるんだろうなぁ。。。ある意味、のせられて見ちゃったという感じですね(笑)

印象深かったのは、判定がでて亀田の勝利が宣言された時の父親の一瞬の顔「嘘だろ」って絶対思ってましたよ(爆

推測ですが、裏の方で大きな力が働いていたんでしょうね。相手選手にしろ、あの判定であれば異議を唱えてもいいと思うのですが・・・

まぁ今後大口叩いて、強ければ世間は認めるでしょうが、弱ければ誰も相手をしなくなるでしょうし、ただ何となく思うのが、三兄弟利用してお金儲けをしている取り巻き、こいつらに利用されるだけ利用されて捨てられたら、まだガキである故に哀れだなと思ってしまいます。

シンデラマン、DVD買っちゃいました(笑)
Posted by edosin at 2006年08月14日 09:19
トップはapeさんかと思ってました。彼も色々忙しそうですね(^^;
ある元世界チャンピオンが、「私の採点では、6ポイントは負けていた」というセリフが印象的でした。1、2ポイントではなく、6ポイント。。これは重い言葉です。異常を通り越した、ペテンの世界と言っていいと思います。私は真剣にスポーツをしてきたものとして、恥ずかしくって子供たちに運動を教えられません。もしも出来るなら、彼に日本を代表して謝りたい気分です。
「日本はそんな国ではありません。失望しないでください」と。
Posted by ayappi at 2006年08月14日 21:49
トップじゃなくて申し訳ありません(笑)
まあ賛否両論呼ぶのが彼のキャラですが、実際それだけで食っているという点で考えるなら、彼らは本物のプロです。
実際、自分も含め他に仕事しなければならないのが多くのプロボクサーですから・・・
実力以上に強烈なキャラクターがなければ人気がでないのが現在のボクシング界。 バックで何があろうと実際に戦うのは彼等だし、最初から「今度も負けてくれるだろうな・・・」なんて気持ちでは戦ってはいないと思います。
そういった中でのあのパフォーマンス。
相当練習して自信を付けておかなければ出来ないと思います。
Posted by ape at 2006年08月15日 17:38
採点結果とかは、私は経験者じゃないのでノーコメントです。実際ある程度は強いから世界戦と言うリングの上に立っているのでしょう。それで生計を立てているので、まぁ、それも良し。問題はパフォーマンスの質です。
あれを見てボクシングに憧れる子供は想像したくないですね(^^;
Posted by ayappi at 2006年08月15日 18:33
あれは確かに行き過ぎな部分がありますね・・・
ボクサーという人種が皆あんな人間であるととられかねないですね(苦笑)
最低限、どんな相手でも戦った相手に対して敬意を持つことだけはスポーツとして忘れないでほしいですね。
Posted by ape at 2006年08月15日 19:12
知り合いとアッチコッチの川で遊んで
洗濯する暇が無かったので(キャンプ場の水道では洗いませんので)
着替えを取りに札幌へ寄りました。

今日は、知り合いが別の知り合いと川へ行っているので
今晩連絡を取らなければ、何処へ行くかは分かりませんが

多分、18日(金)は剣淵辺りにキャンプしていると思いますので
19日の昼迄には、ウソタンナイに入る予定です。

今日は、ライダーの方のオフ会でキャンプです。
Posted by ゲスト at 2006年08月16日 13:17
もう少し上まで入って、グラスカッターで切り開いてみますか_金山橋より上は、ウソタンの人間でも掘った人は稀です。アブが多いので、たいまつタイプの虫除けが欲しいところです。
Posted by ayappi at 2006年08月16日 21:23
子供の頃からプロレスファンなもので、少しだけ「プロ」について思うことです。
ayappi さんの言うとおり。
・プロレスは「プロ」の「レスリング」ではない。
・プロのアスリートは己の肉体を用いて自己表現をすることを生業とする人。
だと思うんですね。よく、プロレスは八百長だと嘲笑されますが、あんなにすごい技をかける、受けるなんてすごいじゃないですか、ちゃーんと練習しなくっちゃ死んでしまいます。
演劇やお芝居だって、ちゃーんと練習して人を楽しませます。
同じ「興行」であっても八百長っていわれねえんだな。
Posted by そば太郎 at 2006年09月07日 22:04
そうすると、彼はプロレスみたいなショーを目指しているんでしょうかw
Posted by ゲスト at 2006年09月08日 13:18
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